![]() Capacitor for acoustic use
专利摘要:
公开号:WO1990004259A1 申请号:PCT/JP1989/001013 申请日:1989-10-04 公开日:1990-04-19 发明作者:Kenji Yamada;Akihiro Tasaka;Teruhisa Terada;Tetsuo Tanaka 申请人:Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.; IPC主号:H01G4-00
专利说明:
[0001] • 明 細 書 [0002] 発明の名称 [0003] 音響用コ ン デ ンサ [0004] 技術分野 [0005] '5 本発明は音響用機器に用いられるコ ンデ ンサに関するもので める。 [0006] "^ 、技術 [0007] 音響機器に用いられるコ ンデ ンサは、 その機器の特徴から、 一般に、 音質に特に大き 影響のない回路を除いたそれ以外の 1 0 · 回路では、 損失が少な く、 周波数特性のよいフ ィ ルム コ ンデ ン サが多く 用いられている。 そのフ イ ルム コ ン デ ンサの ¾かでも 損失が少 いポリ プロ ピレ ンやポリ ス チ ロ ー ル等が主に使われ ていた。 [0008] さ らに、 音質の向上のために、 コ ンデ ンサの電極には銅も し [0009] 1 5 くは錫箔が用いられていた。 [0010] しかしながら、 この従来のコ ンデ ンサでは、 誘電体にポリ プ 口 ピレ ンやポ リ ス チ ロ ー ルが用いられているために、 耐熱性に 乏しく 、 プ リ ン ト配線基板への半田付けの際の熱に弱く、 他の 部品に比べて細心の注意が必要であ り、 その解消が音響機器製 0 造上の大き ¾課題となっていた。 [0011] また、 それらは実使用時の耐熱温度が低く、 特に 8 5 1C以上 の連続使用が可能 ¾部品の必要な音響機器では、 それを使用す る範囲を大幅に制限するものであった。 [0012] さ らに、 特に誘電体にポ リ プロ ピレ ン フ ィ ルムを用い、 電極 5 に銅箔を用いたコ ンデンサの場合においては、 銅によ ってポリ • プロ ピレンが劣化する (一般には銅害という ) ので、 その信頼 性に難点がある。 近年では、 劣化防止膜を施した銅箔が用いら れているものの、 大幅 ¾コ ス ト高となる上に、 薄い劣化防止膜 では製造工程での熱処理、 高温度下での実使用に耐えられず、 信頼性が実使用上十分であるとは言え ¾かった。 [0013] ポリ スチロールを誘電体に用いた場合においては、 さ らに耐 薬品性に欠点があり、 プ リ ン ト配線基板への半田付け後、 溶剤 による洗浄がいちじるしく 制約されるという大きな問題があつ た。 [0014] 0 · 発明の開示 [0015] 本発明はこのよ う ¾従来からの課題を解決し、 音響機器に用 いて音質に優れ、 なおかつ耐熱性と耐薬品性が良好で、 信頼性 の高いコ ンデ ンサを提供することを目的とするものである。 [0016] この目的を達成するために本発明の音響用コ ンデ ンサは、 誘5 電体にポリ フ ヱ ニ レ ンサル フ ァ イ ドフ ィ ルムを用い、 また電極 には銅も しくは錫箔を用いるという特徵を有する。 [0017] 誘電体と してのポ リ フ ヱ ニ レ ンサルフ ア イ ドは、 ポ リ プロ ピ レ ンやポリ ス チ ロ ー ル、 ポリ エチ レ ンテ レ フ タ レー トに比べて 耐熱性に優れ、 耐薬品性も良好である。 また、 電気特性も損失0 が少¾ く、 周波数特性も よい誘電体である。 したがって、 音響 用コ ンデ ンサ と して優れた特性が得られる。 [0018] 5 融 点 [0019] 耐薬品性 損 失 銅 害 [0020] (耐熱性) [0021] Τ3 Τ5 n [0022] r Ρ S 2851C 〇 0.06^ 2.8 [0023] P P 1 651C 〇 0.02 $ 2.0 有 [0024] P S 230TC X 0.01 % 2.5 [0025] P E T 263TC 〇 D.45^ 3.1 ^\ [0026] ただし、.誘電率 = 周波数 1 K Hzで測定。 [0027] P P s : ポ リ フ エ 二 レ ンサ /レフ ア イ ド [0028] P P : ポ リ プロ ピレン [0029] P S : ポ リ ス チ ロ ール [0030] P E T : ボ リ エチ レ ン テ レ フ タ レー ト また、 ポ リ フ ヱ ニ レ ンサルフ ア イ ドと銅との組み合わせにお いても、 銅害による劣化がな く 、 信頼性の高い音響用コ ン デ ン ザが得られる。 [0031] 図面の簡単な説明 第 1 図は本発明の実施例における音響用コ ンデ ンサの断面図、 第 2図は本発明の実施例における音響用コ ンデ ンサと従来の音 響用コ ンデ ンサの信頼性を対比して示す図、 第 3図は本発明の 実施例における音響用コ ン デ ンサと従来の音響用コ ン デンサの 音質試聴評価結果を対比して示す図である。 発明を実施するための最良の形態 [0032] 以下、 本発明の音響用コ ン デ ンサの実施例について、 第 1 図 を参照して説明する。 第 1 図は本実施例である O.1 μ¥ の音響 用コ ンデンサの断面図であり、 このコ ンデンサはポリ フ ヱ ニ レ ンサルフ アイ ドフ イ ルム と銅箔とを交互に重ね合わせて卷回し てから、 リ ー ド線付けをし、 外装を施したものである。 [0033] 図において、 1 は厚さ 6 〃m のポリ フ ユ 二 レ ンサルフ ァ イ ド フ ィ ルム、 2は厚さ 7 «ιηの銅箔、 3は外装樹脂、 4はリ ー ド 線である。 リ ー ド線 4は銅箔 2に電気的に接合されており、 外 装樹脂 3は上記リ ー ド線 4 と銅箔 2の続合部分を含み素子全体 をおおつている。 [0034] この ンデ ンサと、 厚さ 6 ^ 111 のポリ フ。ロ ピレ ンフ ィ ルムお よび劣化防止膜を施した厚さ 7 " m の銅箔を用いて製造したコ ンデンサ と、 この銅に代えて厚さ了 の錫箔を用いて製造し た従来の音響用コ ンデンサ ( いずれも容量が O.1 F ) を、 直 流 ( D C ) 印加電圧 1 5 0 V、 雰囲気温度 1 1 の条件下で 寿命試験を実施した。 その結果を第 2図に示す。 [0035] この結果から、 本実施例のコ ンデンサが、 従来の音響用コ ン デンサに比べて、 耐圧不良率、 その他諸特性において明らかに 優れていることがわかる。 [0036] これは、 劣化防止膜を施した銅箔を用いたコ ンデンサにおい ては、 その劣化防止膜の効果が特に高温度下では十分ではなく、 ポリ プロ ピレ ンフ ィ ルム劣化が生じたことを示し、 錫箔を用い たものにおいても、 ポリ プロ ピレ ンフ ィ ルムそのものの耐熱性 が十分で ¾いため、 同様の結果となっている。 [0037] しかし、 それと比較して本発明のコ ンデンサにおいては、 耐 圧不良やその他諸特性についても劣化が認められず、 耐熱性も • 十分で、 銅によるポリ フ ヱ二レ ンサルフ ア イ ドの劣化も こ と力 ゎカ る。 [0038] さ らに、 実際の音響機器にこれらのコ ンデ ンサを実装して、 音質の評価を行った。 その評価結果を第 3図に示す。 [0039] 5 第 3図の縦軸は一般的な音響機器業界での音質評価項目を、 横軸は音響用コ ン デンサでは ¾い一般のポリ エチ レ ンテ レ フ タ レー ト フ ィ ルムを誘電体と し、 ア ル ミ ニ ウ ム箔を電極と したコ ンデ ンサを基準に Oと し、 それよ り よ く ¾ればプラ ス 、 悪く な ればマ イ ナスの評価をしたものである。 [0040] Ί Ο 試聴評価結果では、 本発明のコ ンデンサは、 すべての試験項 目において、 従来の音響用コ ンデンサの音質と同等かそれを上 回る結果とる って る。 特に低音域においては非常に良好な結 果とな っている。 これは、 ポ リ フ ユ 二 レ ンサルフ ァ イ ドの誘電 率がポリ プロ ピレンゃポリ スチロ一ルに比べて 3 . oと高い値を 1 5 示しているためである。 そして、 高音域において従来品と同等 の音質とな っ ているのは、 損失がポ リ プロ ピレ ンやポ リ ス チ ロ [0041] —ルと同程度の低い損失の誘電体であることによる。 [0042] さ らに、 本発明者等は、 電極箔に錫箔を用いたコ ンデ ンサに て試聴評価を実施したが、 銅箔の場合と同様の良好な結果を得 20 た。 [0043] 産業上の利用可能性 [0044] 以上述べたよ うに本発明は、 誘電体と してポリ フ エ二レ ンサ ノレ フ ァ イ ドフ ィ ルムを、 電極と して銅または錫箔を用いるため、 銅害による劣化が く、 耐熱性 , 耐薬品性に優れた音響用コ ン 25 デンサを実現することができ る。 よ って、 音響機器に用いる音 響用コ ン デンサを安価に信頼性、 および音響機器の音質をよ り 向上させるものである。
权利要求:
Claims • 請 求 の 範 囲 . 1 . 誘電体にポリ フ ヱ ニ レ ンサルフ ア イ ドフ ィ ルム 、 電極に銅 も しくは錫箔をそれぞれ用い、 巻回または積層してなる音響用 コ ン デンサ。 5 2 - 誘電体と してのポリ フ ヱ ニ レ ンサルフ ァ イ ドフ ィ /レム と電 極と しての銅も しくは錫箔を交互に重ねて卷回した素子を、 上 記素子の両端に露出する電極にリ 一 ド線を接合した部分を含み 樹脂で外装した音響用コ ン デ ンサ。 1 0 1 5 20 25
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
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法律状态:
1990-04-19| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE KR US |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP63251173A|JPH0577322B2|1988-10-05|1988-10-05|| JP63/251173||1988-10-05||DE19893991163| DE3991163C1|1988-10-05|1989-10-04|Kondensator mit einer zweischichtigen Struktur für Audio-Frequenz-Geräte| KR1019900701197A| KR900702548A|1988-10-05|1989-10-04|음향용 콘덴서| 相关专利
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